デッキレシピ:デオキシスEXボルトロスEXキュレム

第8回・第9回佐奈CS優勝、及び第5回みらチャン杯使用デッキです。

[デオキシスEXボルトロスEXキュレム]
4 x デオキシスEX (プラズマ団)
2 x ボルトロスEX (プラズマ団)
3 x キュレム (プラズマ団)

4 x アララギ博士
4 x N
2 x ベル
4 x フウロ
2 x アクロマ (プラズマ団)
1 x ダークトリニティ (プラズマ団)

1 x パソコン通信
3 x プラズマ団のモンスターボール (プラズマ団)
1 x エネルギー転送
3 x アクロママシーン (プラズマ団)
4 x ポケモンいれかえ
4 x ポケモンキャッチャー
4 x どくさいみん光線 (プラズマ団)
1 x かるいし

2 x タチワキシティジム

1 x 基本雷エネルギー
1 x 基本水エネルギー
3 x プラズマエネルギー (プラズマ団)
4 x プリズムエネルギー
2 x ブレンドエネルギー水雷闘鋼

[概要]
デオキシスEXでダメージを底上げし、ボルトロスEXのライデンナックルやキュレムのワザで相手の場にダメカンを蓄積させていくデッキです。1キルを防ぐため、HPの高いたねポケモンのみで構成しました。

[基本戦略]
デオキシスEXのパワーコネクトでダメージを底上げし、ボルトロスEXのライデンナックルやキュレムのワザで相手のポケモンをきぜつさせてサイドを引いていきます。

[構築]
*ポケモン
・デオキシスEX
ボルトロスEXとキュレムの打点を上げつつ、エネルギーが大量についたポケモン（ケルディオEXなど）や相手のミュウツーEXに対してカウンターを仕掛けることができます。
アブソルを初めとしたHP100のポケモンに対してライデンナックルかフロストスピアのダメージを＋40するとどくさいみん光線＋タチワキシティジムと合わせて一撃で倒すことができるので、4積み。

・ボルトロスEX
初手ボルトロスEXが望ましいですが、場に1体出せれば終盤まで活用でき、初手が他のポケモンでもあまり困ることはなかったので、サイド落ちも考慮して2枚に落ち着きました。

・キュレム
ダメカンばらまき要因兼高火力アタッカー。
初手キュレムの場合、アクロママシーンと合わせて1ターン目からフロストスピアを打てることが多いです。
それ以降は基本的にライデンナックルでダメージを蓄積させつつキュレムにエネルギーをつけて、ブリザードバーンできぜつさせるという流れで使います。
デオキシスEXの補助を受けることで、カメックスやガブリアスなどの2進化ポケモンを一撃できぜつさせることも可能です。
場に2体ほど出しておきたいので、サイド落ちも考慮して3枚。

*サポート
このデッキはサイド先行することが多く、相手のNでサポート事故を起こすことが多かったので、厚めに17枚としました。

・アララギ博士、N
安定の4積み。

・ベル
序盤に使えるサポートの水増しとして2積み。

・フウロ
安定した展開に役立ちます。
ポケモンはプラズマ団のモンスターボール、水・雷エネルギーはエネルギー転送、プラズマエネルギーはアクロママシーン、その他の特殊エネルギーはパソコン通信というように、特定のカードを持ってくることでデッキ内の全てのカードにアクセスできるため、チェレンよりも汎用性が高いと考えています。特に初手がキュレムの場合、手札に水エネルギーとフウロがあればアクロママシーンを持ってきて1ターン目からフロストスピアを打つことができ、テンポを取りやすいです。
また、フウロ以外にサポートがない場合も、ワザに必要なエネルギーが少ないので、テンポを崩さずにアララギ博士やNを持ってくることでサポート事故を回避することができます。
状況によって持ってくるカードは変わりますが、終盤ではポケモンキャッチャーがあれば勝ちという場面が多いので、4積みしている分引いてきやすいのが強いです。

・アクロマ
最初は3積みでしたが、ベンチが展開できていない序盤にアクロマだけという状況が何度かあったので、後半の大量ドローでキーカードを複数枚引くことに期待して2積み。

・ダークトリニティ
このデッキにはプラズマ団のポケモンしか入っていないので、状況によってげんきのかけらの役割を果たしたり、アクロマを持ってきて事故を防止したり、アクロママシーンやどくさいみん光線を使いまわしてアドバンテージを取ったりすることができます。

*グッズ
・パソコン通信
このデッキは初動が重要なので、手札にいつ来ても腐りにくいパソコン通信を採用。

・プラズマ団のモンスターボール
ボルトロスEXとのシナジーを考慮してハイパーボールも考えられますが、ハイパーボールを使うときに切れるエネルギーがないことが多かったので、コストがないこちらを採用しました。
手札に同時に2枚以上来たときに、コストで困るということもなくなります。
4積みだと後半腐ることが多かったので、3積み。

・エネルギー転送
フウロ経由で水エネルギー・雷エネルギーを持ってくることができます。

・アクロママシーン
引く確率を上げるために4積みも考えられますが、キュレムが3積みなので、それぞれのキュレムに1枚ずつ使えるように3枚としています。

・ポケモンいれかえ、ポケモンキャッチャー、どくさいみん光線
安定の4積み。

・かるいし
入れ替え手段の水増しとして1積み。
ブリザードバーンを打ったキュレムをポケモンいれかえでかるいしをつけたポケモンに入れ替ることで、キュレムがブリザードバーンを連射するのにも役立ちます。

*スタジアム
・タチワキシティジム
序盤からどくさいみん光線で多くダメカンを乗せることができるように2積み。

*エネルギー
・雷エネルギー、水エネルギー
フウロ経由のエネルギー転送で引くことができ、ホーリーエッジや改造ハンマーの対象にならないので、安心してライデンナックルやフロストスピアを打つことができます。

・プラズマエネルギー
4積みだと手札で腐ることが多かったので、3積み。

・プリズムエネルギー
安定の4積み。

・ブレンドエネルギー水雷闘鋼
ボルトロスEXとキュレム共用のエネとして2積み。

[サイドボード]
*ポケモン
・トルネロスEX、ルギアEX、カビゴン
高火力アタッカーで、うまく使えれば一気に勝負を決めることも可能です。
しかし、ワザコストが重く、ダブル無色エネルギーが必要になるので、構築の幅が狭まることから不採用としました。

・アブソル
非EXながら、2エネで大ダメージを叩き出すことができます。
しかし、このデッキでは色拘束が厳しいため不採用としました。

・ケルディオEX
かるいしと組み合わせることで、無限にポケモンを入れ替えることが可能です。
しかし、デオキシスEXをベンチに4体出したい状況があるのでベンチスペースがないと判断し、不採用としました。

*グッズ
・ツールスクラッパー
HP170のポケモンが多いので、ダークライEXの悪のツメを剥がしてどくさいみん光線＋ナイトスピアの射程から逃れることに役立ちます。
しかし、それ以外に明確な対象がいないので不採用。

・まんたんのくすり
速度を重視するために他のカードにスロットを割きたいのと、使うならばしんかのきせきなどと併用したいため不採用。

[プレイング]
メタデッキに対してのプレイングを簡単に書いておきます。

*対カメックスケルディオEXブラックキュレムEX
・デオキシスEXで打点を上げたライデンナックルかフロストスピアでゼニガメを倒すことを狙いつつキュレムにエネルギーをつけていき、ケルディオEXやブラックキュレムEXをブリザードバーンで倒すことを狙っていく。
・相手の場にカメックスが1体しかいない場合は、ポケモンキャッチャーからキュレム＋デオキシスEX2体かどくさいみん光線＋タチワキシティジムで一撃で倒すことを狙っていく。

早い段階でカメックスを1体倒すことができると、後が続かずそのまま押し切れることが多いです。

*対シビビールレックウザEX
・デオキシスEXで打点を上げたライデンナックルかフロストスピアでシビシラスを狩りつつ、キュレムにエネルギーをつけていく。
・後半はフロストスピア＋どくさいみん光線＋タチワキシティジムかブリザードバーンで攻めていく。

序盤にシビシラスを狩り切れずシビビールが並んでしまうと押し切られてしまう場合が多いので、相性は五分五分といったところだと思います。

*対ダークライEXアブソルヤミラミ
・序盤はベンチを抑えつつ、デオキシスEXで打点を上げたライデンナックルかフロストスピアでダメカンを蓄積していく。
・相手のアブソルがいなくなってきた時点でデオキシスEXを複数体ベンチに出し、一撃で倒すことを狙っていく。

アブソルが攻撃してくるのが早いので、相性は悪いと思います。

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今回のレシピで特徴的なのはサポート17枚でしょうか。実際サイド1枚でNを打たれてもアララギ博士やアクロマが来たりして、一度サポートを打てば途中でサポートが途切れることはほとんどなかったです。
ただ、サポートが手札に固まりすぎてエネルギー等他のカードがないということも多かったので、そのあたりは改良の余地があるかもしれません。