デッキレシピ:ランドロスEXミュウツーEXバッフロン

バトルカーニバル2012オータム東京大会 ビクトリーカップで使用したデッキです。

[ランドロスEXミュウツーEXバッフロン]
2 x ランドロスEX
2 x ミュウツーEX
2 x バッフロン (BW5)

4 x アララギ博士
4 x N
3 x ベル
4 x フウロ

1 x パソコン通信
3 x ハイパーボール
1 x エネルギー転送
2 x エネルギーつけかえ
2 x まんたんのくすり
1 x げんきのかけら
4 x ポケモンいれかえ
4 x ポケモンキャッチャー
4 x どくさいみん光線 (プラズマ団)
2 x しんかのきせき
1 x 大きなマント

2 x タチワキシティジム

8 x 基本闘エネルギー
4 x ダブル無色エネルギー

[概要]
ランドロスEXのダメージ効率の良さを生かすデッキです。1キルを防ぐため、HPの高いたねポケモンのみで構成しました。

[基本戦略]
ランドロスEXのハンマーヘッドでダメージを蓄積させ、バッフロンのゴールドブレイクでEXを倒してサイドを引いて行きます。
エネルギーが大量についたポケモンや相手のミュウツーEXに対しては、ミュウツーEXのエックスボールでダメージを稼ぎます。

[構築]
*ポケモン
・ランドロスEX
初手ランドロスEXが望ましいですが、3枚入れても3枚使い切ることはほぼなく、初手がミュウツーEXやバッフロンでもあまり困ることはなかったので、2枚に落ち着きました。

・ミュウツーEX
ハンマーヘッド+ゴールドブレイクで相手のミュウツーEXも処理することができ、無理にミュウツーカードゲームに持ち込む必要はないので2枚。
仮にミュウツーEXが足りなくなった場合でも、げんきのかけらでもう1体出すことが可能となっています。

・バッフロン
最強カード。
非EXで実質HP120、3エネ120ダメージが出せるのはコストパフォーマンスが良すぎます。
ほとんどの対戦では1枚しか使いませんが、対ギギギアルとサイド落ちを考慮して2枚。

*サポート
最初は14枚で回していましたが、サポート事故が頻発したため、少々厚めに15枚としました。

・アララギ博士、N
安定の4積み。

・ベル
使いきれるグッズが多く、4~6枚ドローが期待できますが、スペースがなかったので3枚にしています。

・フウロ
バッフロン以外はワザに必要なエネルギーが少ないため、無理なく4枚積むことができます。
ポケモンはハイパーボール、闘エネルギーはエネルギー転送、ダブル無色エネルギーはパソコン通信というように、特定のカードを持ってくることでデッキ内の全てのカードにアクセスできるため、チェレンよりも汎用性が高いと考えています。
また、フウロ以外にサポートがない場合も、ワザに必要なエネルギーが少ないので、テンポを崩さずにアララギ博士やNを持ってくることでサポート事故を回避することができます。
状況によって持ってくるカードは変わりますが、終盤ではポケモンキャッチャーがあれば勝ちという場面が多いので、4積みしている分引いてきやすいのが強いです。

*グッズ
・パソコン通信
このデッキは初動が大事なので、1ターン目から安定してエネルギーをつけて攻撃できるようにパソコン通信を採用。

・ハイパーボール
ポケモンが少ないのと、状況に応じて持ってくるポケモンを変えたいので、多めの3枚。

・エネルギー転送
フウロからコストなしで闘エネルギーを引いてくることができ、エネルギーを安定してつけていくのに役立ちます。

・エネルギーつけかえ
場のポケモンに満遍なくエネルギーをつけて場を安定させつつ、だいちのさばきやゴールドブレイクで奇襲を狙うのに役立つカードです。
また、ポケモンキャッチャーでエネルギーなしのポケモンを呼ばれて時間稼ぎをされた際に、テンポを崩さずに攻撃するのにも役立ちます。
序盤にきてアララギ博士やハイパーボールで捨てることもありますが、それでも1枚は使う機会があると考えているので2積み。

・まんたんのくすり
最初は3枚積んでいましたが、序盤にきて使い所がなく、アララギ博士やハイパーボールで捨てることが多かったので2枚に抑えています。

・げんきのかけら
状況に応じて3体目のミュウツーEX、バッフロンを立てることができ、カメックスやギギギアルに対して勝ち筋を増やすことができます。
序盤にきてアララギ博士やハイパーボールで捨てることもありますが、そのときは仕方ないと割り切っています。

・ポケモンいれかえ、ポケモンキャッチャー、どくさいみん光線
安定の4積み。

・しんかのきせき
メタデッキに対して有効に働くので2枚採用しました。
カメックス:バッフロンにつけることでケルディオEXに5エネを要求させることができ、その後ミュウツーEXでカウンターしやすくなります。
シビビールレックウザEX:レックウザEXに1エネ多く要求させることができます。
ミラー:ランドロスEXでばら撒かれるダメージを軽減します。

・大きなマント
ギギギアルコバルオンEX対策です。
バッフロンにつけることで、はがねのだんがんの一撃で倒されなくなり、1回多くゴールドブレイクを打つことができます。
他のデッキに対してもしんかのきせきと似たような働きをします。

*スタジアム
・タチワキシティジム
トロピカルビーチとのスタジアム合戦、及び初手エックスボール＋タチワキシティジム＋どくさいみん光線でHP70まで倒せることを考慮して、スペースがあれば3枚入れたいです。

*エネルギー
・闘エネルギー
1ターン目からハンマーヘッドを安定して打つために、8枚+エネルギー転送で厚めに積んでいます。

・ダブル無色エネルギー
安定の4積み。

[サイドボード]
*ポケモン
・トルネロスEX
一般的なレシピには入っていると思います。
ふきぬけるで序盤からたねポケモンを狩っていけるのは確かに強いと思うのですが、3エネで100ダメージというのがハンマーヘッドとかみ合わず、またしんかのきせきをつけられているとEXをパワーブラスト2発で倒すことができないので、EX環境である現在では微妙と判断し、今回は不採用としました。

・テラキオン
バッフロン、きせきなしダークライEXをかたきうちで一撃で倒すことができます。
しかし、このデッキではポケモンが少ないので初手にくる可能性が高いことや、キャッチャーでバトル場に縛られる可能性があることなどデメリットのほうが目立ったので不採用としました。

*グッズ
・ゴツゴツメット、学習装置
主にカメックスケルディオEX対策で、ケルディオEXでメットつきポケモンが倒されたあとにゴールドブレイク+タチワキシティジム+どくさいみん光線でカウンターを狙うことができます。
ただ、そこまで対策しても負ける時は負けるだろうということで不採用。

・スクランブルスイッチ
ダブル無色エネルギーもつけかえられるのでタイミング良く使えれば大きなアドバンテージになりますが、序盤にきてアララギ博士やハイパーボールで捨てることが多かったり、そもそもエネルギーつけかえで足りる感じがあるので不採用。

・ファーストチケット
このデッキは先攻がとれると大きなアドバンテージがとれるので検討しましたが、1枚入れただけでは初手にほとんどこなかったので不採用。

[プレイング]
メタデッキに対してのプレイングを簡単に書いておきます。

*対カメックスケルディオEX(ブラックキュレムEX、ミュウツーEX)
・初手ランドロスEXの場合、ハンマーヘッドでケルディオEX、及びブラックキュレムEX、ミュウツーEXにダメカンを蓄積させ、バッフロンのゴールドブレイク+どくさいみん光線+タチワキシティジムできぜつを狙って行く。
・ランドロスEXを2体以上出さないようにする。出すとケルディオEXに狙われ、サイドレースで不利になる。

基本的にカメックスは不利で、先攻をとって早めにダメージを蓄積していかないと厳しいです。

*対シビビールレックウザEX
・シビシラス、シビビールをポケモンキャッチャーで積極的に狙って行き、レックウザEXにエネルギーが溜まるのを防ぐ。

ランドロスEXが相性的に有利なので、順当に回れば勝てると思います。

*対ランドロスEX+たねポケモン(ミラー)
・しんかのきせきのついてないポケモンをハンマーヘッドで射程にして、ゴールドブレイクで倒す。
・まんたんのくすりで回復されることを考慮して、ダメカンの溜まったポケモンは早めに倒す。

相手のデッキにしんかのきせきが入っていない場合はより楽だと思います。

*対ギギギアルコバルオンEX
・ホーリーエッジを警戒し、序盤からバッフロンに闘エネルギーを集中してつけていく。
・ギギギアルPsを狙ってもサイドレース的に間に合わないので、前にでて攻撃してくるコバルオンEXをゴールドブレイク+どくさいみん光線+タチワキシティジムで狙って行く。
・バッフロンに大きなマントをつけることで、より安全に攻めていける。

バッフロンが3体立つ構築になっていますが、それでもギリギリ勝てるか勝てないかといったところだと思います。

*対ダークライEX+たねポケモン
・ハンマーヘッドで攻撃してもきずぐすりで回復されるので、ランドロスEXにエネルギーを集中させ、だいちのさばきを狙っていく。

ダークライEXにエネルギーがつくのは多少遅いので、ランドロスEXにエネルギーをつける時間は十分あると思います。

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私は予選はこのデッキ一択だと考えていて、主に葱くんと調整を重ね、東京大会の一週間前にはこの完成系に持っていけました。それから東京大会まではクライマックスステージでワンチャン使う可能性のあったシビビールレックウザEXを回していました。しかし今考えるとその期間はじゃんけんの調整をするべきだったと思います（笑）。

今後もイベント前はこれくらい余裕を持ってデッキを完成させたいです。